犬ダイエット

犬のダイエット?

人間と同じように犬も太ります。少しぐらいぽっちゃりしているワンちゃんの方が可愛いという声もありますが、肥満により次のような病気が引き起こされる可能性があります。
 

足腰の病気

太りすぎることにより足にかかる負担がかかり、肘や膝関節、股関節を痛めてしまう可能性があります。
また背骨に負担がかかることにより椎間板ヘルニアも引き起こされる場合があり、状態によっては手術が必要になりその後も普段通り歩けなくなることが多いです。
 

心臓病

肥満は心臓に負担をかけます。心臓病を持つ子では肥満により症状を悪化させてしまう場合があります。
 

麻酔に対する危険性

何か大きな病気にかかってしまい、手術が必要になってしまったときに肥満の子では麻酔のリスクが上がってしまうため手術自体の難易度が上がってしまいます。
 

糖尿病

肥満により糖尿病が引き起こされることがあります。一度糖尿病を患ってしまうと基本的には完治せず、専用の処方食や毎日のインスリン注射が必要になり飼い主さんにも大きな負担となります。
 
 
 

犬のダイエットの治療方針

一般的に犬の脂肪判定にはBCS(Body Condition Score)という指標が用いられています。9段階のBCSもありますが、以下に一般的に使用される5段階のBCSを載せました。
 
 


BCS1:痩せ過ぎ

肋骨や背骨、腰骨が浮き出ており、横から見ると腹部が巻き上がっている状態。皮下脂肪がなく尾の付け根も明瞭に区別できる状態。
 

BCS2:体重不足

わずかに脂肪に覆われているが肋骨や腰骨を簡単に触れることができる状態。
 

BCS3:理想体重

適度な皮下脂肪を通して肋骨や腰骨を触ることができる。腰には適度なくびれが見られる状態。
 

BCS4:体重過剰

皮下脂肪が多く、肋骨に触るのが難しい。腰のくびれは見えない状態。
 

BCS5:肥満

厚い皮下脂肪に覆われて、肋骨に触れることができない。横から見ると腹部が垂れ下がっている状態。
肥満の大きな原因となるのは必要以上に多い食事です。ご飯の量をあげ過ぎていたり、最近ではおやつの与えすぎでエネルギーが余ってしまい肥満となってしまう子が多いです。
また甲状腺機能低下症やクッシング症候群など内分泌系の病気によって肥満が引き起こされている場合もあるため、動物病院での検査と治療を行う必要もあります。
 
 
 


犬のダイエットになぜ漢方薬を使うのか?

肥満の原因は多すぎる食事であることが多いため、肥満の子はまず食事制限を行うべきです。が、突然食事量を減らしてしまうと低血糖や肝リピドーシスなどの病気になってしまうことがあるため、ゆっくり時間をかけて徐々に減らしていかなければいけません。そのため効果が出るのに時間がかかり、飼い主さんも途中で挫折してしまうことが多いです。
そこで徐々に食事量減量で摂取する余分なエネルギーを減らすと同時に、漢方薬を併用することで動物の体質改善も促し、二つの効果によりさらに減量効果が得られる可能性があります。
肥満でお困りの飼い主さまは、是非一度ご相談ください。

 
 

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