当院での心不全・心臓発作
症例・治療例

心臓弁膜症の雑種犬への漢方治療

患者

Tさま / 中型犬 雑種 オス / 9才 / 11.4キロ

使用中のお薬

心臓治療薬

ご相談内容

一週間前に早朝、近所を散歩している犬に、いつもより異常に吠えていてその後すぐに倒れました。30秒ぐらい全く動かず、死んだかと思いました。その後立ち上がって普通の状態に戻ったので、妻がその日に行きつけの病院行って検査していただきました。かなり詳しく検査してもらったようで、結果、心臓がかなり悪くなっていていつ死んでもおかしくない状態だと言われたそうです。その日から病院でもらった薬を飲むことになりました。先生は口にはしませんが、薬で少しでも心臓に負担をかけずに死ぬのを待つだけのようです。現在までの状態は、食欲は旺盛または普通、特に目だって元気がないとか嘔吐とかはありません。先生から注意されているので、散歩は控えめにして、吠えようとしたときにはすぐにやめさせてます。私は死ぬのを待つだけではなく何かしてあげたい気持ちで一杯です。少しでも長生きしてもらいたい気持ちで一杯で、なんとか助けていただきたいのです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

対応と指導内容

  • 生活の注意としては、興奮をさけ運動を制限する。水や食事は下を向かずにとれるように、食器をたかくしてやる。1日の温度差をすくなくしてやる。これだけの工夫で、少し楽になります。
  • 漢方による心臓機能の回復、自然治癒力の回復を狙う
  • 最初は必要最低限使い効果が足りなければ様子を見ながら、量や種類を増やしていく

 

その後のお客様からのご報告

飼い犬が気絶してからちょうど1ヶ月経ちました。錦戸先生と神様のおかげです。ありがとうございます。今日妻が病院に行ってきたのですが、この状態で生きてるのは奇跡みたいなもので、普通の犬だったらとっくに死んでると言われました。
無事に年を越せるようにと新たにアプレゾリン朝夕1錠ずつの薬が増えました。現在の症状は相変わらず元気で、すぐに庭を走り回ろうとしたり、散歩に行きたがったり、食欲旺盛で、苦しそうな表情や疲れたりとかはありません。
その後変わらず落ち着いた状態が続いています。今日病院で検査をしてもらったのですが、「かなり肥大化してた心臓が少し小さくなってます。ひどかった雑音もかなり少なくなってます。薬がよく効いたとてもいい状態だ」と言われたそうです。かかりつけの病院で前向きな言葉は初めてでとてもビックリしましたが、うれしくて妻とも喜び合いました。錦戸先生はじめ皆さんのおかげです。ありがとうございます。
患者さんの病状

心臓弁膜症

効果に対する評価

良い結果がでて嬉しく思います。

心肥大、気管虚脱、肺水腫のチワワ犬への漢方治療

患者

Oさま / チワワ(ロングコート) オス / 12才 / 2.5キロ

使用中のお薬

気管を広げる薬、心臓の薬、胆のうの薬

ご相談内容

3年前から気管が細くなっていることを指摘され、定期的に健診を受けてまいりました。1年前から興奮時に咳き込むことが多くなり、それ以来内服薬を服用しております。先日、夜の咳がひどく、翌日行院で診察していただいた際に、肺に水がたまっているとのことで、水を抜く注射を打ってもらいました。現在は状態は安定しておりますが、興奮時には以前同様に咳が続きます。もし、このような症状が漢方薬で改善できる見込みがあるのならばと、藁にもすがる思いで相談させていただきました。

対応と指導内容

  • 悪化のスピードを遅らせて、心機能を楽にする
  • 自然治癒力による機能回復

 

その後のお客様からのご報告

2日目

錦戸先生
お世話になっております。先生に処方していただいた漢方薬を昨日の晩から服用させております。
漢方は一日に半錠ずつ食事に混ぜて食べさせました。ドライフード(心臓病用)に少量の白米と水を混ぜて食べさせております。夜は少量のササミも加えました。抵抗なく食べました。
ここ数日間は非常に状態が安定し、殆ど咳き込むこともなく、肺水腫になる前よりも明らかにここ数日の状態の方が安定しております。

6日目

先生に送っていただいた漢方を服用して6日が経ちます。餌に混ぜて問題なく食べてくれます。
先日の健診でも肺の水は殆ど抜けたみたいです。病院の薬と漢方の効果だと喜んでおります。

21日目

先生に送っていただいた漢方の服用を始めて3週間が経ちます。幸い、肺の水もなくなり状態もかなり安定しております。
現在、病院の方で以下の薬を処方していただいております。
「ラシックス」
「ピロラクトン」
「カリウム剤」
「エナラプリル」
「イソソルビド」
「ベトメディン」
「胆のうの薬」
上記の薬に加えて咳がひどい時のみ「気管支のくすり」を飲ませるように指示されております。利尿剤も以前より量を減らしてもらっています。病院の薬と漢方を服用させております。

30日目

先生に送っていただいた漢方を飲ませ始めて一か月がたとうとしております。
病院の薬も併用して服用させているのですが、調子の良い日が続くと利尿剤(ラシックス)の量を減らしているのですが、数日すると咳き込む回数(特に夜中)が増え、翌日病院で肺水腫の一歩手前の状態になりかけて再度ラシックスを服用することが2度ほどありました。
ラシックスは腎臓に負担がかかるので出来るだけ減らしていく方向で治療していただいているのですが、ラシックスを減らすと咳が出てしまう状態が続いております。今日からベトメディンが一日2回から3回に増えました。

35日目

漢方が届きましたので早速今日から服用させました。
現在のところ、病院の薬と先生に処方していただいている漢方薬を飲ませております。
漢方を続けて飲ませて3日が経ちますが、明らかに元気が出ている様子です。日中は殆ど咳もなく快適に過ごしている様子です。

患者さんの病状

気管虚脱、心臓肥大、肺水腫

効果に対する評価

良い結果がでて嬉しく思います。

大動脈弁狭窄症のロシアンブルーへの漢方治療

患者

Hさま / 猫 ロシアンブルー メス / 3才 / 3キロ

使用中のお薬

タウリン

ご相談内容

生後6か月頃、あえぎ様呼吸のような異常な呼吸とともに、床に貼りついたようにして苦しそうに
ハーハー言っている状態が数秒から数十秒続きました。
その後おさまるとケロッとして遊び始めますが、すぐに受診しX-Pと心エコーを撮り、
軽度の心肥大と大動脈弁狭窄症と診断されました。
その後、3回ほど同様の発作を起こしました。
最終の発作は生後10か月のころに数秒あり その後は1度も起こしていません。
運動は必要でしょうが 適度の運動後はうまく気を引いて、こたつやハンモックなどでやすませることができています。
決して劇的な改善を見込めるような病態ではないことは承知していますが このままの経過観察でよいのでしょうか?
年齢を重ねるにつれ 状態が悪くなっていくのではないかと懸念しています。
突然死の可能性などについても十分覚悟しています。それを予測することが難しいことも分かっています。
とりあえずは、心臓に負担をできるだけかけさせないようにしつつも
ストレスを与えないような遊び方を考えながら常に観察して今のところは元気に暮らせています。
受け入れる覚悟はできているつもりですが、もし今の時点でなにか予防の補助になる可能性がある方法があればぜひ試してみたく思ってご相談しました。よろしくお願いします。

対応と指導内容

  • 生活の注意としては、興奮をさけ運動を制限すること。水や食事は下を向かずにとれるように、食器を高くしてあげること。1日の温度差をすくなくしてあげること。これだけの工夫で、少し楽になります。
  • 漢方による心臓機能の回復、自然治癒力の回復をめざしていく
  • 最初は必要最低限使い効果が足りなければ様子を見ながら、量や種類を増やしていく

 

その後のお客様からのご報告

漢方を服用して2週間後のお便り
こんにちは。内服から2週間を経過したので メールをしました。
猫の様子ですが、もともと内服開始時は元気で、発作は連発していた時期から1年5カ月1一度も起こしていないので、全く変わりはありません。
内服は ペレットを数粒ふやかして それに混ぜて1包を朝夕に分けて内服しています。
ぺろっとたいらげて 問題は全くありません。
内服を始める前2週間くらいは、毛を毎日吐いたり、食事量が少なく感じていましたが
3月に入り、嘔吐が全くなくなり、食餌摂取量が増えたので、
今までの量ではたりなくなり、追加のおねだりをしてくる毎日になりました。
これが成長に伴って食べる量が増えたのか、体調がよくなったのかはよく分かりませんが、
よく寝て、よく遊んで、よく食べ、ウンチの量や尿の量も増えました。
今後も予防の目的で内服を続けていきたいと思っています。
よろしくおねがいします。
漢方を服用して1か月後のお便り

お世話になっております。

ななは今のところ、かなり元気で活発です。
最近は以前より休憩することが少なくなって おもちゃで暴れまわっています。
なるべくちょこちょこ休憩させていますが。
息切れのような症状が減った気がします。
今後も漢方続けていきたいと思っています。
よろしくお願いします。
患者さんの病状

大動脈弁狭窄症

効果に対する評価

良い結果がでて嬉しく思います。

僧帽弁閉鎖不全症のトイプードルへの漢方治療

患者

Oさま / 小型犬 トイプードル メス / 16才 / 2.4キロ

使用中のお薬

特になし

ご相談内容

最近になり膀胱炎かなんかの疑いもあるとネットで見て、すぐ獣医に連れて行きました。エコー検査の結果、腫瘍が見つかり、細胞検査で移行上皮癌という結果でした。現在の状態は、元気で食欲もあり、頻尿なだけで、見る限りの血尿などはありません…。
仔犬の頃から、食事には気を使い、添加物など入ったジャーキー類は一切与えず、ドッグフードもラム&ライスの自然食品で育ててきました。高齢なのですが、去年の春の血液検査など、非常に優秀で、先生にも褒められていたぐらいでしたから、まさかの癌と聞いて、目の前が真っ暗になりました。
いろいろ調べれば調べるほど、たちの悪い癌だというのが分かり、それでも、諦めきれず、探していたら、ここの病院を見つけることができました。一筋の光が刺したようでした!
16歳で高齢なのは、重々承知なのですが、今、こんなに元気で走り回ってる子に余命宣告が、どうしても信じられません…あと、数年、この子が、痛い辛い思いもなく幸せに過ごせるようにしてあげたいのです…どうか、お力をお貸しください、お願いします…。お疲れのところ、長々として文面ですみません…

対応と指導内容

  • 血尿、残尿感からの、頻尿、排尿障害、尿閉など、様々な症状に悩まされるやっかいな病気である事を理解する
  • 完治をめざすが、治療の目的をQOL(生命の質)の向上させることを中心に考える
  • 副作用が出なければ抗癌剤と漢方薬の併用を考える
  • 漢方薬で免疫力を高めて様子をみながら薬の量や種類を調整する

 

その後のお客様からのご報告

錦戸先生、早急な返事を本当に本当にありがとうございます。一筋の光が差し込んだようでした。先生の病院のHPの喜びの声の所を読むと、本当に勇気がわいてきます。
希望も湧いてきます。本当に先生と出会えて、よかったなと思うばかりです。癌で、転移しまくりで苦しんで死ぬのではなく、高齢なので…この子の寿命というか、癌以外で老衰的な感じで、最後まで、しっぽを振って、ご飯をもりもり食べて、そうやって老衰で天国に行ってくれればなと思います…諦めが悪いんですが、まだ完治は諦めていません!
これからもよろしくお願いします。先日のエコーでも転移はみられませんでした。頑張っています。今月は余命宣告された月になります…絶対に超えて見せますっ!!これからもよろしくお願いします。
※最後のお便りです。
新年、明けましておめでとうございます。と、新年のご挨拶をしたいところなのですが、訃報をお知らせしなくてはなりません…12月31日、虹の橋を渡りました。 本当に長い間、有難うございました。
本当に、癌の増殖をここまで抑えられ、余命半年だと言われていた(犬の名前)ちゃんが、ここまで頑張ってくれました。先生のおかげだと思っています。
(犬の名前)と、少しでも長く一緒にいられたこと、本当に心から感謝しています。今まで、本当に有難うございました。
患者さんの病状

僧帽弁閉鎖不全症と膀胱移行上皮癌

効果に対する評価

良い結果がでて嬉しく思います。

心臓肥大のマルチーズへの漢方治療

患者

Nさま / 小型犬 マルチーズ オス / 8才 / 4.1キロ

使用中のお薬

利尿剤

ご相談内容

2週間程前に、急に呼吸が苦しそうになり病院へ連れて行ったところ心臓肥大の末期の状態と診断され、肺水腫も伴っていたので利尿剤で呼吸などの症状を軽減させている状態です。4年程前に同じ病気で飼い犬を亡くしていたので、以前から定期的に診察はして頂いてたのですが、末期になるまで気付いてあげることが出来ず、悔やまれます。
今のところ食欲は旺盛です。少しでも長く生きられるように願っています。何か良いアドバイスをお願い致します。

対応と指導内容

  • 微小循環改善作用と心臓の負担を軽減させる漢方の処方
  • 豊富なミネラルとアミノ酸を摂取し体力、自然治癒力による心臓機能回復を狙う
  • 温度、室温をなるべく一定にし、加湿器などで湿度をあげてあげる

 

その後のお客様からのご報告

漢方のおかげで、今まで心臓肥大による肺水腫の事を忘れるくらい元気に過ごせたので、これからもできるだけ長く元気でいられる様に願っています。

1年後のご報告

おかげさまで、漢方を飲ませ始めて一年が経ちました。ここまで心臓肥大による肺水腫が回復するとは思っていなかったので本当に感謝しております。

患者さんの病状

心臓肥大と肺水腫

効果に対する評価

良い結果がでて嬉しく思います。


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対応疾患一覧