当院での白血病
症例・治療例

白血病の5才の猫への漢方治療

患者

Kさま / 猫 MIX オス / 5才 / 4.7キロ

使用中のお薬

なし

ご相談内容

白血病陽性だと分かったのは2005年9月、2歳半の時です。
陽性ですが今はまだ発症しておりません。万年風邪で涙目・鼻水・くしゃみは常になったりならなかったりです。
本日かかりつけの動物病院に行ったのですが、少し問題が見つかりました。
左目の瞳孔が開きっぱなしだったり、普通に戻ったりと左右瞳孔の大きさが違う事があり(気付いたのは1、2ヶ月前) 担当医に相談したところ、白血病のウイルスが脳にいき、視神経系統に影響を及ぼしたのかもしれないと言うことでした。
左目の瞳孔は少し反応が遅く、もしかすればいずれ失明の恐れもあると言う事でした。
また、脳に白血病ウイルスがいっている場合は、 突然発作が起こる場合があり、それにより死亡する可能性もあるとの事でした。
体調は、以前と比べ少し元気がなくなっている気もしますし、体重も少し減りました。
左目について、発症と言う事なのか分かりませんが、 それ以外は発症しておりません。
ご相談は、病気の発症を少しでも防ぎたく思っております。
その為の免疫力を上げるような漢方、また先生が適切と思われる漢方ございましたら、お教えいただきたいのです。今は元気な状態ですが、少しでも発症を防ぐための漢方をどうぞ宜しくお願い致します。

対応と指導内容

  • 免疫力向上の為の漢方薬の処方を検討する
  • 視神経に関しては様子を診ながら、神経回復力を高める漢方の処方を考える
  • ぺットの機能を強化し、抵抗力をつけるの補陽の漢方薬を使用する
  • 体力をカバーするための栄養素も提案する

 

その後のお客様からのご報告

漢方薬を治療に取り入れて2年が経ちました。
この猫ちゃんには、通常の病院での治療と漢方を併用することで少しでも楽に、楽しく生活できる環境を整えています。
猫は、毎日とても元気で、体内に白血病が潜伏しているのが嘘のようです。
これもこの漢方を与えているから、それがとても力になっているのだと思います。
白血病が発症してしまったという事で本当に落ち込んでいましたが、お返事見まして凄く勇気がわきました。
悲しみでいっぱいでしたがとても前向きな気持ちになれました。
(猫ちゃんの名前)も、ぼちぼち日々を過ごしながら長生きできるよう一緒に闘って参ります。
本当にありがとうございます。お返事のおかげで目の前が明るくなりました。

患者さんの病状

猫白血病

効果に対する評価

良い結果がでて嬉しく思います。


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