新着情報
2022.12.27 | 獣医師 錦戸正己先生、2022年12月26日、午前2時26分 逝去致しました。 |
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2017.10.3 | ペット漢方研究会の誕生物語の漫画を追加したので見てくださいね。 |
2017.9.2 | 新しいホームページに変更しました。 |
ペットの漢方相談歴17年
ペット漢方研究会(錦戸獣医科病院 故 獣医師 錦戸正己先生の意志を継ぐ)
ペット漢方研究会とは
ペット漢方研究会は熊本県の漢方獣医師:故 錦戸正己先生。 健康相談薬店ウィルドラッグ:漢方アドバイザー門口忠祐(もんぐち ただひろ)。 福岡県で一番歴史のある漢方相談薬舗 えのきや相談薬舗の漢方薬剤師:中尾典義の3人の出会いで始まりました。 ペット用漢方サプリメントを3人で有用成分の選択と配合量の設定、犬、猫に食べやすい味やその他の有用な漢方薬の選定などをして、故錦戸獣医師が、治療をして飼い主さんに喜んで頂きたかった難病の癌や腫瘍、白血病・猫エイズ、腹膜炎などの免疫疾患や、アカルスやアトピーなどの皮膚疾患、心臓病や心臓発作や心臓弁膜症などの循環器系疾患を専門としてペットの病気でお困りの飼い主さまに上記の漢方やサプリメントを処方して、症例を積み上げてペットにも我々独自の漢方がいいということを実践してきた約20年続く、漢方研究会です。
残念ながら獣医師 錦戸正己先生は逝去されてしまいましたが、えのきや相談薬舗 漢方薬剤師 中尾典義と漢方アドバイザー 門口忠祐が先生の意志を引き継いで続けていきます。
獣医師 錦戸正己先生、逝去と今後のお知らせです
獣医師 錦戸正己先生、2022年12月26日、午前2時26分 逝去致しました
わんにゃんファースト、寝ずに手術したりの日常と言う若い頃からの無理がたたり体調を崩し、様々な病魔をその身に受け、しかもご両親の介護をしながらの10年以上にも及ぶ闘病生活でした。
最後は癌と闘いながらも1匹1匹のペットの為、病床にPCを持ち込み、時には口述で奥様や事務局、漢方アドバイザー門口の手を借り、昏睡の数時間前まで返信しようとされていました。
研究会一同、体中が深い悲しみと悔しさで一杯で、このようなお知らせの文章を打つことさえにも震えが止まりません。
しかし、残された可愛いペットたちの為、止まる事も出来ません
獣医師 錦戸正己先生の意志を継ぎ、今後も全力を尽くします
それこそが先生への最大の供養と考え、今後も一同でかわいい子達を応援していきますので、何卒よろしくお願いいたします
ペットの漢方研究会 漢方薬剤師 中尾典義、 門口忠祐
錦戸獣医師の実績と遺言

熊本で獣医科病院を開設して、30年以上になります。
今まで、熊本市内で病院治療、および当ホームページでご相談を受けておりましたが、このたび両親の介護のため、熊本天草へ帰郷する事となり、2012年3月15日をもちまして、熊本市内の病院の方は一旦閉院いたしました。
しかし、天命とも思っている獣医師としての道は最後まで全うしたいと強く思います。今後は、今まで培ってきた30年以上の治療・手術経験、そして独自に積み重ねてきた漢方治療(東洋医学)を合わせ、難病で苦しんでいる猫や犬たち、そして飼い主さんたちの力となるような新しい統合医療の形を、ずっと一所懸命追求し、蓄積された結果、ここまでの様々な良い症例と実績で貢献されました。
遺言
ペットの漢方研究会
獣医師 錦戸正己
錦戸です
この文章が載る頃には、私は既にいないと思います・・・
私自身は疲れ知らずの超人を自負していたのですが、残念ながら人生の幕を引くことになりました
とても悔しいですが、それよりも・・・
今まで応援して下さった方々には今一度、深くお礼を申し上げます。
また、かわいい子達を残して逝くこと、深くお詫びいたします。
何卒お許しください
ただ・・・
研究会の中尾先生(漢方薬剤師、サプリ制作、榎屋漢方薬舗)、門口先生(事務局 漢方アドバイザー:ウィルドラッグ)は、私の漢方の師匠でもあります。
正直、現代医学に行き詰っていた私に光を与えてくれ、漢方の知識を注いでくれたのが、この2人です。
中尾先生は三中参の生みの親でもあり、少なくとも九州トップの漢方の雄。知る人ぞ知る大家です
もう一人の雄、門口先生もまた大家であり、漢方処方の判断に困る時はいつも助けてもらっていました。
実際処方の8割は門口先生に助言を受けていました
これからはこの2人に、全てを託します。この2人なら安心して託すことができます
当面の返信は門口先生にお任せしますので、これまで通り、漢方相談は大丈夫です。
皆さん、ご安心下さい
悔しくないはずはありませんが、ある意味天命を全うしたような気がします
その思いを抱いて、永遠の眠りにつきます。
皆様、本当に有難うございました
2022年12月10日病床にて
錦戸 正己