肺腫瘍(転移の可能性あり)
チワプーの漢方薬治療
症例・治療例
患者:チワワ×トイプードル(メス) / 14歳 / 肺腫瘍
使用中のお薬
病院からの水頭症用内服薬(エビレス錠) |
ご相談内容
・肺に約3cmの腫瘍が見つかり、転移の可能性もあり手術を迷っている。
・既往歴として乳腺腫瘍手術、水頭症に伴う発作があるが、現在は食欲・散歩ともに元気な状態。
・痛みの少ないケアで少しでも寿命を延ばせないか、ネット検索でペット漢方研究会を知り相談。
対応と指導内容
漢方療法の提案
・「漢方A」で免疫力を高め、腫瘍の進行を可能な限り抑制。
・「漢方B」で血流や体力をサポートし、免疫細胞の材料を補う。
服用方法
・粉末状の漢方をぬるま湯や水で溶き、スポイトやカプセルなどで朝晩に分けて投与。
・病院薬(エビレス錠)との併用は1時間ほど間隔を空ける。
・他のキノコ系サプリを使用中の場合、休止または極力減量(効果減弱の恐れがあるため)。
生活面のアドバイス
・夜間から早朝にかけて体温や気温が下がりやすいので、遅めの投薬で対応する。
・好みに合えば食事に混ぜる方法も可。ただし加熱(電子レンジ等)は酵素・成分が減弱するため避ける。
・定期的に病院でレントゲンを撮り、大きさの変化や体調を確認しながらケアを継続。
その後のお客様からのご報告
1〜2か月目(2023年4月〜5月)
・CT検査で転移を疑われる3cm大の肺腫瘍が判明し、手術を勧められるも、飼い主様は漢方療法を選択。
・水頭症用の薬とは1時間空けて、漢方Aと漢方Bを粉末で朝晩に投与開始。
・飼い主様によると「咳が減って見た目は元気」と報告、歯の治療後も食欲は維持。
3〜4か月目(2023年6月〜7月)
・検査では腫瘍の大きさに大きな変化はないが、進行は緩やかとの評価。
・飼い主様は継続的に同じ用量を注文し、投薬を続行。
・フミン質系や乳酸菌系の漢方にも興味を示すが、「まずは現在の漢方に集中して負担を減らす」方針で継続。
5〜7か月目(2023年8月〜10月)
・猛暑や湿度の変化にもかかわらず、元気に過ごせている。
・レントゲンでわずかに腫瘍が拡大しているが、体調自体は安定。
・夜間〜早朝の咳や息遣いに注意しつつ、寝る前の遅い時間帯に投薬を行うようアドバイス。
8〜9か月目(2023年11月〜12月)
・15歳の誕生日を迎える。飼い主様が「元気にこの歳まで過ごせているのは漢方のおかげ」と感謝。
・腫瘍は少しずつ大きくなるも、日常生活に大きな支障は出ていない。
・飼い主様の希望で正確に粉末を投与するため、カプセルに詰めてお肉に包む方法を試す。
10〜11か月目(2024年1月〜2月)
・寒暖差が激しい時期だが、散歩もでき、食欲も良好。
・病院の定期検査でも「進行は遅い」との見解。
・飼い主様は定期購入を続け、「飲み忘れ防止」で早期注文する習慣が定着。
12か月目以降(2024年3月〜2025年2月)
・夜中に咳が出ることはあるが、日中は妹犬と元気に走り回る。
・定期的に病院検査を受けながら、漢方A・漢方Bをまとめて注文。
・「変わらず元気」「進行が遅く、年齢を考えると十分元気」という獣医師の所見を得て、飼い主様も継続を希望。
患者さんの病状 |
肺腫瘍(転移の可能性あり) |
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効果に対する評価 |
肺腫瘍という重篤な疾患にもかかわらず、漢方による免疫活性・体力維持のサポートにより、進行を緩やかにしつつQOLを高い水準で保っていると考えられます。腫瘍サイズの大きな変化はないものの、症状の悪化を最小限にとどめ、15歳を迎えても元気に散歩できる状態を維持している点が注目されます。手術や抗がん剤治療ではない選択肢を取ったことで、副作用の少ないケアが実現しているとも言えます。今後も定期的な検査を続けながら、飼い主様の生活スタイルに合わせた柔軟な服用法と投与量の調整が望ましいでしょう。
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