肝臓腫瘍の
黒ラブラドール犬の
漢方薬治療
症例・治療例

肝臓腫瘍のブラックラブラドール犬の漢方薬治療

患者:Tさま/肝臓腫瘍のブラックラブラドール犬/12才/28kg
使用中のお薬

・ステロイド一日5ミリと、止血剤トランサミン250mg

ご相談内容

お世話になっています。 錦戸先生にお世話になっての
肝臓の血管腫切除から、2年近くになるのですが、また肝臓に腫瘍です。27日朝の散歩から元気が無く、病院に連れて行ったところ極度の貧血とわかりました。4年前の脾臓摘出、2年前の肝臓切除と同じ感じです。腫瘍からの出血で貧血になっているだろうということです。

2回とも先生には色々とアドバイスををいただきました。2回ともがん細胞は出なかったんですが、3回も血管腫ができるとはHCTが21.3%で、危険な状態だと言われました。29日の検査では、18%になっていました。お薬は止血剤と、ステロイドです。3日間点滴をしましたが、その時は元気になります。

漢方は、出血してるので中止しています。年齢的に手術は無理ということなので、内科的治療になります。だんだん弱っていくか、腫瘍が裂けて突然死んでしまうかと言われました。年齢的にも、寿命と考えるべきなのでしょうがなかなか覚悟ができなくて。何かアドバイスがあればと思いご相談です。
 
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対応と指導内容

獣医師錦戸です。
良性腫瘍対策に排膿散(はいのうさん:おできにも使う毒出し漢方)
血管を守り出血を防ぐために田七人参(でんしちにんじん)の2剤を加えましょう、病院からの薬は、その時の状況で主治医の先生が判断されますので、漢方飲む飲まないとは無関係に主治医の先生の指示に従って下さい。
 
 
 

その後のお客様からのご報告

3ヶ月

 五月末に病気がわかって、この夏を超えられるか、不安でたまらなかったのですが、川に入って涼んだり、少し足は弱りましたが、階段を上り下りもできています。食欲はあるのですが、お腹の調子が不安定で下痢をすることが度々あります。その度に整腸剤を飲んでまた良いウンチになるの繰り返しで。
 
体重が1.5キロ減ってしまいました。先日の検査では、HCTが27.9%で6月の27.5%とあまり変わりありませんでした。ただGPTが6月の58から139に上がっていて、肝臓のお薬を処方されました。
 
まあ、こんな感じでキャンディらしく普通の暮らしができていると思います。早く涼しくなれば良いですね。また同じ漢方手配よろしくお願いします。
 
 

8ヶ月

1月17日で13歳を迎えることができました。8歳で脾臓摘出し、10歳で肝臓切除、12歳で再発してから2度も倒れての復活。誕生日が迎えられると思ってなかったので、家族で涙なみだの誕生会でした。この寒さで仲良しだったワンちゃん達が次々と4匹も亡くなりました。寒しい限りです。
 
知り合いの薬剤師さんが、漢方はいいよ。その子に合えばよく効くよ。と話してくださって、錦戸先生に出会うことができてよかったとしみじみ思いました。
 

11ヶ月

 
おかげさまで、キャンディも無事11歳を迎えることができました。
高知の春は短くて、もう夏のような暑さの日もありますキャンディは去年の5月に余命宣告を受けて、もうすぐ一年になろうとしていますが、この子の頑張りには驚かされます。10月に倒れてから半年。
 
人間なら2年間経ったことになると言われました。主治医も驚く頑張りです。もう少し、私たちの元にいてくれそうです。いつもの漢方よろしくお願いします。漢方で命を繋いでいるように思えます。
 

患者さんの病状

肝臓の腫瘍および癲癇発作

効果に対する評価

余命3か月と診断された、高齢で貧血の犬の肝臓の血管腫の漢方治療ですが、手術前の体力増強と免疫力の強化および貧血と肝機能の改善を考えて処方しました。うまくいっていた犬ですが、少し手を弱めたところ、肝臓に腫瘍ができていました。


そのため排膿と肝機能向上を考えて処方しましたが、無事復活しました。高齢犬なので仕方ない部分もあると思いますが、飼い主とのQOLを維持以上できました。


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